ビジネスとは差分であるということ

ビジネスの利益は勝者の点と敗者の点の差異から生まれるため、マイノリティしか儲からない。

これは商品を安く買って高く売るわかりやすいビジネスモデルだけでなく、例えば私のソフトウェアエンジニアという職種でも同じである。

仮にソフトウェア開発が初等義務教育で誰しもが身につけられるスキルとなれば、それだけでは誰も飯が食えない。

それはちょうど、日本語ひらがなカタカナの読み書きは日本人ならほぼ全ての人ができるために、仮名の読み書きができること自体は仕事にならないようなものだ。

その応用的スキルによる職業は成り立つとしても、もしも日本人全員がそのレベルまで仮名の読み書きを極めればやはり崩壊する。

つまり、多数派が出来ない(あるいはやらない)ことの中にこそビジネスチャンスは存在するのだ。

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