そして誰もテック系ブログを書かなくなった

情報技術についてほぼ触れないITエンジニアブログという存在

このブログを普段からチェックしてくださっている方はご存知でしょうが、ITエンジニアが技術以外のことを中心に書いているのがこのブログです。

面白くない面白コラムや、経営のヒントにならない経営戦略などのアウトプットにせっせと精を出してきました。

なぜテック系記事を書かないのか

それでも実は、たまには最新のテクノロジーや逆にレガシーなテクノロジーのハウトゥーなどについてのブログ記事を書きたくなります。

しかしながら、テクノロジーについてのブログ記事を書こうと思うと困るのが、「これくらいのことは誰でも知っているのではないか?」とタイピングする手が止まってしまうことです。

「こんな程度の低い技術系ブログ記事を書くなんて、プログラミングもまともに出来ない人なんだな」と他人から推察されそうで、やがてその推察が自分の首を絞めて仕事が無くなるなどの恐ろしい展開になるのではないかと怖くなってしまうのです。

それでもたまにはテック系記事を書こう

これは実際に最近業務を進めている中であったことなのですが、とあるWebアプリケーションフレームワークについてのノウハウが集約されていて、多くの人々に重宝されていた某Wikiがなぜか、理由を書き残されることもなくドメインへのアクセスごと出来なくなり、どうやら運営終了となってしまったようでした。

実際に私自身もそのフレームワークをよく個人的な趣味でも業務でも利用するので、他の情報源がインターネット上には少なく大変な不便を強いられています。

そこで思ったのが、「他の技術者がとっくに詳細を語り尽くしているノウハウについても、二番煎じでも良いから積極的にアウトプットするべきだ」ということです。

テック系記事もリスク分散しよう

ほとんど同じような情報でも、多くのドメインでそのノウハウについて書かれていることは、リスク分散という視点で考えるとむしろ良いことなのです。

もちろん丸ごとコピペは良いことではありませんが、多くのドメインで書かれた同じような情報は、その中のひとつにアクセスできなくなった際に他のサイトが補完してくれるので、文字通りの強力な情報ネットワークとなります。

というわけでこれからはこのブログでも、どこかで見たような誰でも知っているような技術についての記事も恥を覚悟でどんどん共有していこうと思いますので、みなさまどうぞ温かい目で見守ってやってください。

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