仲の良い友人からの「無料で作って!」にエンジニアやデザイナーはどう対応すべき?

エンジニアやデザイナーとして、
特にフリーランスで生計を立てられている方の中には、
本記事タイトルのように本来有料で請け負っている開発・制作を、

「なんとか無料で!」

と頼まれた経験のある方も多いでしょう。

 
では、そんなはっきり言って無茶な要求を突きつけられた際には、
どうすれば良いのでしょうか?

結論から述べてしまうと、絶対に無料で請け負ってしまってはいけません。

 

その理由は冷静に考えてみると簡単なことで、
普段の開発・制作ではそれそのものではなく、
そこにある価値を提供しています。
マーケティング用語でいうところのベネフィットですね。
しかし無料で請け負うということはそれが実は無価値である、

「自分の仕事は実のところ虚業である」

と吹聴してしまっているようなものです。

 
それでは、無料で請け負うことがNGなら、
正規の料金で見積りを取れば良いのでしょうか?
これがやはり非常に難しいところで、

あまりにも素っ気なく通常価格を要求すると友人も傷付きます。

 

そこでポイントになる普段から気を付けておきたい事は、
転職活動時の年収についてエージェントから尋ねられる定番項目のように、

自分の単価に通常希望ラインと最低承諾ラインの2つを設けることです。

そしてたとえ友人が相手でも最低承諾ラインを下回らないように交渉しましょう。

 
いかがでしたか?今回のように友人など身内が相手の営業活動は難しいものですが、
逆説的に言えば仲の良い友人のニーズと自分の商品がマッチしているのに、

なぜか買ってもらえない内はほぼ確実に何か重大な欠点が自分にあるとも言えますので、

たかが身内営業だと頭ごなしに否定することなく上手にお付き合いしていきたいものですね。

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